
キスとチャリコの連掛け
須磨海岸は、夏の海水浴シーズンのイメージがあり、若者たちであふれかえり、けっこうチャラい印象を持ってらっしゃる人が多いかもしれませんが、7月、8月以外は全く印象が違います。砂浜で楽しむ家族釣れや年配の方は日向ぼっこ、そして釣り人たち。大阪から電車で1時間ほどで行くことができ、駅前で釣りを楽しめるのが須磨海岸です。
シーズン終盤キス今がチャンス
ここは冬になってもキスが釣れるポイントがあるのですが、やはり今の時期が面白い。夏場のピンギスとは違い15cm前後の天ぷらサイズが揃います。

釣り方は簡単です。
どんな竿でも良いのですが、私は取り回しが楽な2.4mのシーバスロッドを使っています。
リールは2500番、ラインはPEラインの0.6号、リーダーを1mほど結んだ先に、キス天秤、オモリ5号、仕掛けは自作の3本ハリ。
お手軽にできるのは、サビキで使っている竿にナイロンライン2~3号を3000番前後のリールに巻き、ジェット天秤の5号くらいをつけ、市販のキス2本仕掛けくらいが良いと思います。エサはアオイソメか石ゴカイ。
JR須磨駅の北側で降りて東に100mほど歩くと、吉川釣具店さんがあります。いつもエサは調達しどんな魚が釣れているのかもご主人お聞きしています。
とっても詳しくどこで何が釣れているのかを教えてくださいますので、是非ご利用ください。
キショイかもしれない餌の付け方
私も娘たちも何ともないのですが、奥さんはなかなか触れません。
なぜならニョロニョロと動くムカデのような虫なので。

こんな風にハリの先から突き刺して、ハリの先に少しだけ出してちぎります。
そうそう、頭には立派な牙があります。噛まれると少しだけ痛いです。
あと、ヌルヌルしているので石粉と呼ばれる石やガラスを細かく粉にしたものを振りかけると、ヌルヌルがなくなり石ゴカイをハリに刺すのが簡単になります。
狙い目は砂浜が切れるところ
須磨海岸では下の写真の真ん中よりも少し上あたりで海の色が濃くなったところが、ちょうど砂が少なくなるところで沖のほうに斜めに沈んで行ってます。
このかけ上がりと呼ばれるところによくキスがいます。

あとは、砂が波紋のように波打っているところにいるようです。
須磨海岸のまとめ
お手軽フィッシングの代表の一つキス釣りはお弁当をもって、ピクニック気分で家族みんなで出かけましょう。須磨海岸は東西1.5Kmもあるので広々使えますよ。
車の場合はJR須磨の駅北側に、釣りをする人にやさしい1日1,000円の駐車場があります。東側には須磨海浜水族園もあるので、釣りと水族園の両方楽しむことができます。
ところどころに突堤もあり、アジ、カワハギも釣れますよ。
今が一年で最も釣れる時期です。
家族そろって楽しみましょう。